代表インタビュー

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太陽のような温かさを、ご自宅での療養生活に

これまでの経歴を教えてください

私はこれまでに様々な医療現場を経験してきました。大阪母子医療センターの手術室で3年間、次に一般病院の循環器科で5年間勤務しました。その後、精神科で3年ほど働き、同時期に訪問看護のアルバイトも経験しています。

この間、保健師や呼吸療法認定士の資格も取得し、特定行為看護師の認定も受けました。特定行為としては、脱水の補正や経管栄養の管理、胃瘻の交換など、在宅医療で重要となる技術を習得しています。

こうした経験を活かし、2025年2月に「サニー訪問看護ステーション」を立ち上げました。これまでの経験や学びを統合して、ご利用者様お一人おひとりに寄り添った看護を提供しています。

訪問看護に興味を持ったきっかけは?

病院で働いていた時に、入退院を繰り返す患者様を目にする機会が多くありました。特に医療制度の変化により入院期間が短縮化され、十分に回復しないまま退院される患者様も多く、「退院後の在宅生活はどうなっているのだろう?」という疑問が湧いてきました。

また、「自宅で最期を迎えたい」と願う患者様が、それが叶わずに亡くなっていく姿を見る中で、在宅での看護の重要性を強く感じるようになりました。

退院支援や地域連携の業務に携わる中で、病院と在宅をつなぐ訪問看護の役割の大切さを実感し、「この分野で患者様の生活を支えたい」という思いが強くなりました。

精神科での経験は現在にどんな影響を?

精神科では、10年近く入院している患者様の退院支援に取り組みました。長期入院から地域生活へ移行する難しさを目の当たりにしましたが、一方で退院できても再入院してしまうケースも多く、在宅でのサポートの重要性を感じました。

この経験から、精神疾患を持つ方への訪問看護にも積極的に取り組んでいます。病識がない場合や服薬管理が難しい場合など、対応に苦慮することもありますが、医療と生活の両面からサポートできるのが訪問看護の強みだと考えています。

精神疾患を持つ方だけでなく、そのご家族へのサポートも重要です。家族だけで抱え込まないよう、適切な情報提供や医療機関への橋渡しなど、当施設ができる限りのサポートを提供しています。

明るさと温もりを届ける「サニー」の想い

施設名の由来を教えてください

「サニー」は英語で「晴れた」「日の当たる」「明るい」などの意味があります。太陽をイメージして、私たちが関わる方々に日が当たり、少しでも温かさや温もりを感じ、明るい気持ちになっていただきたいという想いを込められています。

私は病院勤務の経験から、「看護師さんは忙しそうだから」と患者様が言いたいことを言えなかったり、痛みを我慢したりする場面をよく目にしてきました。サニー訪問看護ステーションでは、決して忙しさを見せず、ご利用者様お一人おひとりに寄り添い、真のニーズを引き出すことを大切にしています。

サニー訪問看護ステーションの理念は?

私たちの理念は「寄り添う看護」です。ご利用者様だけでなく、ご家族も含めた環境全体を見ていくこと、そして働くスタッフ同士の横のつながりも大切にすることを基本としています。

病院では時間の制約がある中で看護を提供しますが、訪問看護では30分から1時間ほど、その方だけの時間を取ることができます。それによって、より深くご利用者様の声に耳を傾けて、本当のニーズを引き出すことができると考えています。

また、ご利用者様の「生活」を中心に考えた看護を提供します。マニュアル通りではなく、自宅の環境で可能な範囲でケアを行うための工夫や、ご利用者様とともに考えるアプローチを大切にしています。

ご利用者様の生活リズムや価値観を尊重し、その方らしい生活を支えることが私たちの使命です。

サニー訪問看護ステーションの特色は?

当施設は20代から50代まで幅広い年齢層のスタッフが在籍していて、それぞれの視点や経験を活かしたケアを提供しています。スタッフ全員がご利用者様のことを第一に考えて、どうすれば自宅での生活がより良くなるかを日々話し合っています。

また、スタッフ間のコミュニケーションを大切にしており、日常的に意見交換のできる風通しの良い環境となっています。チームで相談しながら最適なケアを提供できる体制が整っています。

そして、何より「頼りやすい窓口」であることを目指しています。在宅療養で困ったことがあれば、どんなことでも気軽に相談していただける存在でありたいと考えています。必要に応じて他の医療機関や介護サービスへの橋渡しも行い、包括的なサポートを提供します。

幅広いニーズに応える、地域に根差した看護サービス

どのような方を対象としていますか?

当施設では幅広い対象者に対応しています。精神疾患を持つ方へのケア、がん患者様のターミナルケア、要支援の方への状態観察など、様々なニーズに応えられるよう努めています。

特定の疾患や年齢層に限定せず、訪問看護を必要とするすべての方に対応したいと考えています。私自身が特定行為看護師の資格を持っているため、医療処置が必要な方も安心してご利用いただけます。

まずはご相談いただければ、当施設でできることをご提案します。対応が難しい場合でも、適切な施設・医療機関を紹介するなど、何らかの形でお力になれると思います。「どこに相談したらいいかわからない」という場合にこそ、ぜひご連絡ください。

地域連携についてはどうお考えですか?

地域の医療機関や介護サービス事業者、地域包括支援センターなどとの連携を強化していくことは、当施設の重要な使命だと考えています。「困っているけれど、どこに助けを求めたら良いかわからず、自分たちだけで頑張っている」という家庭が地域には少なくありません。

そうした方々に「少しでも光を差し入れる」ことができるよう、相談窓口としての機能を充実させていきたいと思います。現在も地域のクリニックや施設、包括支援センターとの連携を進めています。

訪問看護は単独で完結するものではなく、医師やケアマネージャー、ヘルパーなど多職種との協働が不可欠です。ご利用者様を中心に、様々な専門職がそれぞれの強みを活かして支援できるよう、連携の「つなぎ役」も担っていきたいと考えています。

印象に残るエピソードを教えてください

特に印象に残っているのは、お一人暮らしのご高齢の方のケースです。お子様たちは離れて暮らしており、寂しさから家族に何度も電話をかけていました。私たちが定期的に訪問して話を聞くようになると、「訪問看護さんが来てくれるから大丈夫」と安心され、落ち着いて過ごせるようになりました。

また、がんの患者様で「自宅で最期まで過ごせるだろうか」と不安を抱えていた方がいらっしゃいました。私たちが介入し、ケアの方法をお伝えして、ご本人やご家族が積極的に取り組めるようサポートした結果、最期まで自宅で過ごすことができました。「家で看取ることができて良かった」というご家族の言葉が、何よりもやりがいを感じる瞬間でした。

訪問看護の魅力は、ご利用者様の「生活」に寄り添える点です。医療的なケアだけでなく、話を聞くことや安心感を提供することも、大切な役割だと考えています。

精神疾患をお持ちの方への対応は?

精神疾患をお持ちの方への訪問看護は、医療と生活の両面からのサポートが特に重要になります。服薬管理や症状観察はもちろん、生活リズムの安定や社会との関わりを維持するための支援も行っています。

またご家族へのサポートも欠かせません。ご家族が様々な感情を抱えながら対応に悩まれているケースが多いです。そうした状況で私たちが介入することで、専門的な情報提供ができ、それだけでも気持ちが落ち着くことがあります。

家族だけで抱え込むと孤立しがちですが、私たちが橋渡し役となって適切な医療機関や支援サービスにつなげることも大切です。精神疾患は理解されにくい面もありますが、地域で安心して生活していただけるよう、多方面からのサポートを心がけています。

お一人おひとりの笑顔のために、いつもそばに寄り添います

ご利用者様とご家族へメッセージをお願いします

サニー訪問看護ステーションは、ご利用者様やご家族に「太陽のような温かさ」をお届けしたいという想いでスタートしました。在宅での療養生活で不安なことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

お一人で悩みを抱え込まず、専門家に相談することで解決の糸口が見つかるはずです。「訪問看護って何をしてくれるの?」「自分が対象になるの?」といった疑問をお持ちの方も、遠慮なくお問い合わせください。

サニー訪問看護ステーションは、地域の皆様の健康と笑顔を支え、ご利用者様お一人おひとりが住み慣れたご自宅でその人らしい生活を送れるよう、全力でサポートいたします。

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06-6708-2732

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